今天的大熊猫

「きょうのパンダ」
ある時は営業事務、またある時はヲタク女子。
そんなパンダの、本と芝居とプロ野球とぬいぐるみの日々。
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有為無為

ずいぶんご無沙汰ですが、実際はHN嬢と日生に牡蠣食いに行ったり(2/11)、とんでもない値段のシャツを買ったり(2/17)、にあ氏と梅酒大会に試飲しに行ったり(2/19)したのです。
とりあえず読んだ本の雑感だけでもアップ。


◇大塚英志・山崎峰水「黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治」1巻
もうタイトルそのまんま(笑)
大塚作品では松岡参事は結構お馴染みの登場人物ですが、その中でもこの作品の松岡センセが一番親しみがわきます(笑)
だって普通の人っぽいもん!(笑)
本家の「黒鷺」では唐津くんの背後霊?なやいちが、僧侶探偵笹山(!)の養子として出てきます。
タイトルこそ「松岡國男妖怪退治」だけども、やいちが主人公と言って良いでしょう。
ここ最近、都市伝説系のシリーズばっかりだったので、久々の民俗学ものが心地よい感じです。

◇渡辺道明「ハーメルンのバイオリン弾き 〜シェルクンチク」6巻
シェルの秘密がみんなにバレる、というハードな巻なのですが、相変わらず素敵な振れ幅で楽しく読めてしまいます。
強敵現る→秘密がバレちゃった!→でも友情パワーで敵を倒す!→みんなありがとう・・・!→でも他の人からは白い目で見られる、といういつものパターンで(笑)
もうここまで来ると様式美だと思う(笑)
ハーモニー急襲で次巻に続く! 急げハーメル!

◇堀田善衛「ゴヤ掘ゝ霓佑留董
このサブタイトルに使われた「巨人」は近年、ゴヤ本人の作ではないと発表されたアレですが、この本が出た当時はまだゴヤの代表作扱いだったので数頁割かれています。
時代を感じる・・・!
でも他にもゴヤをゴヤたらしめている代表作がポコポコ出てくるので、これまでで一番楽しく読めました。
やっぱり貴族の肖像画はあまり面白くないのよなあ。
着衣と裸の「マハ」、「戦争の惨禍」、「五月の二日」と「五月の三日」――どれも好きですが、この中ならやはり最後の2点が群を抜いて好きです。
この文庫にも絵は入ってますが、モノクロだし小さいので、うちにある画集を手元に置いて読んだりしております。
いよいよラストの次巻はきっと「黒い絵」がメインでしょう。
好きすぎるので冷静に読める気がしません(笑)

◇中町綾子「なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?」
刑事モノから恋愛モノ、学園モノ・・・といろいろなジャンルに渡って、ドラマに出てくる「ベタなシーン」の由来や意味を解説してくれる本です。
例として出てくるドラマのタイトルは、懐かしいものからごく最近のものまであって、ページの下に載っている註を読むだけでもちょっと楽しい。出演者の顔ぶれに時代を感じたり(笑)
私は舞台はよく観るくせにドラマはほとんど見ないのですが、ドラマ(特に恋愛モノ)の演出は現実性よりも心象表現に基づいているそうで、実は舞台に近かったということを知ったので、今後はちょっと見る気になるかも。
あっちなみに最近時々「美しい隣人」を見たりしています。怖い怖い言いながら(笑)

◇川口淳一郎「はやぶさ、そうまでして君は」
はやぶさ関連書は買うつもりなかったのですが、これはあまりにタイトルがすごいのでつい(笑)
「そうまでして」って・・・!(笑)
でもはやぶさのツボは、そうやって情緒に訴えてくるところなんだよね!
この本のカラー扉絵のCGが、読む前は「なんで着陸してるの?」と思ったのですが、これが「イトカワにちょっと腰をおろしてみた図」なのだと知ってキュン☆
くそーっ、プラネタリウム観に行けなかったのが非常に悔しい・・・!
こういう回想本は、事実の羅列だけでも、思い出話だけになっても鬱陶しいものですが、特に偏った印象もなく、文章がすっきりしていて読みやすかったです。

◇森見登美彦「四畳半王国見聞録」
久々に、がっつり四畳半モノ。
7編からなる短編集で、私は「蝸牛の角」と「大日本凡人會」が好きかなあ。
前者は初出で読んで単行本化を待ってました。
場面転換が非常にアニメーションぽくて、脳裏に描いたシーンをズームイン・ズームアウトするのが楽しいです。
後者はなんか変な能力がいろいろ出てくるのが面白い(笑)

◇カレー沢薫「クレムリン」2巻
どうにもなりそうもない、却津山くんと関羽×3のうにゃうにゃモラトリアムデイズ(笑)
なんだろう・・・読んでいるその時は「あー」とか思うのですが、読後こんなに何も残らないなんて!(褒め言葉)
とりあえず誰かに読ませて「君はこの却津山くんになってみたいかね?」と訊いてみたい。
YESと答える人はよっぽどだ(笑)

◇都築道夫「怪奇小説という題名の怪奇小説」
ホラーが読みたいよおおぉぉ、ということで都築作品に手を出してみました。
ちょうど文庫化されていいタイミング。
一人称でエッセイぽく始まるのですが、絶妙なメタっぷりが素敵に惑わせてくれます。
日常とは違う奇妙な人物や環境が描かれているのに、自分も一歩間違えばそっちに踏み込んでしまいそうな、生々しさのある文章は私好み。
機会があれば、他の作品もぜひ読んでみようと思います。

◇「くおんの森」3巻
モリがやや存在感薄めに感じたのですが、最後のほうの遊紙が紙魚にちょい乗っ取られーな話でテンション上がって、ああつまりやっぱり私の中ではこの遊紙と紙魚の関係もいわゆる「半魔属性」のうちに入っているんだなあなんて再確認。
紙魚かわいいよ紙魚。
我が本棚にもきっとたくさんいるのだろうけど、本のジャンルが偏ってるのでド変態な子になってそう(笑)
シロとハクのきょうだいは、外見のギャップが好みかもです。

◇駒沢葛尾「教師諸君!!」1巻
社会科教師4コマ。
世界史の西名先生を中心に、カリキュラムや行事に追われつつもどこかのほほんとした感じのギャグです。
岩瀬先生が好みだな! オイラ地理はさっぱりできないけど(笑)
私の中で社会科は、中途半端なポジションの教科だったので、印象がなく・・・
国語ほどの余裕はないけど、生物ほど学習意欲がわくわけでもない、数学ほど必死にやらなくても中の下くらいにはなる、みたいな(笑)
(ちなみに数学はどんなに詰め込んでも下の下だぜ!)


あああと芝居の感想も溜まって・・・
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一期一会

今日はにあ氏と会議。

地元駅のホームで電車待ってたら、向かいのホームにドクターウエストが入ってきました!
こいつぁ出掛けから縁起が良いな!
別にオイラは鉄じゃないけど、やっぱりテンション上がります。

でもびっくりして写真撮り忘れました(笑)

四角くて可愛いくて美味しそうです。

ちなみに先頭車両はキクヤ141-1でした。
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報紙から

昨日の朝日の夕刊にオーケンのインタビューが載ってて、思わず「うわあオーケンなんで?」と叫んでしまった(笑)
別に新譜が出るわけでもないあたりがオーケンらしいけど(笑)
いや、待ってるよ?
もう待つのは慣れてるから!

以下は今朝の紙面より。
3月にNHKのBSが3から2チャンネルに統合されるのは知ってましたが、舞台の番組がなくなるなんて・・・!
海外(オペラとか?)のは残るみたいですが国内の演劇はもうやってくれないとか・・・
勘弁してよ!

締切前とか劇場に行けない時期に「ミッドナイトシアター」でどれだけ気晴らしできたことか!

無念。

せめてNHKに意見のメールでも出すことにします。
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とりあえずという感じ

森見くん「ペンギン・ハイウェイ」が本屋大賞にノミネート。

他のノミネート作品が非常に強力なので、今年はないかと思いましたが(笑)
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はじめの8冊

今年もいっぱい読むぞー!

◇カトウコトノ「将国のアルタイル」1巻
平積みされていた新刊8巻の線がきれいだったので買ってみました。
若き将軍・マフムートの英雄物語という感じで、舞台設定がアラビアンなのが珍しいです。
1巻では歴史的事件のまだまだ発端部分というところ。
絵がきれいすぎるので、どこまで汚れたテーマを描いてくれるのか期待。
個人的に、こういう大河的な作品でぜひ切り込んでほしいのは人々の宗教観だったりするのですが、すでに民族紛争というテーマが入っているので、今後が楽しみです。

◇青桐ナツ「flat」4巻
イベント会場でにあ氏に借りたパート1。
相変わらず、進展したんだかしてないんだかよくわからないのですが、それでもなんか好きだなあと思うのは、登場人物が話すテンポがゆるーいから(笑)
特に長谷さんと海藤くんの会話(になってない)が好きだー(笑)
そして佐藤くん・・・!
あっくんと虎太郎のケンカはかわいいなあ。

◇志村貴子「放浪息子」11巻
にあ氏に借りたパート2。
アニメ化はどうなんだと思ってましたが、キャストが発表されて、しーちゃんに藤原氏と知った時には思わずグッジョブを叫びました・・・!
今回、ユキさんとしーちゃんは、二鳥くんたちの旅行行事に合わせるように京都へ(笑)
わーい二鳥くんが奈良に来たよ!(でもやっぱり泊まるのは京都なんだね!)
あと学園祭があったりとか、おー青春を謳歌しとるね! って感じです。
高槻くん、女のフリすんのは面白いよ、と言ってみる。

◇上季一郎・青木朋「幇間探偵しゃろく」1巻
にあ氏に借りたパート3。
向島の太鼓持ち・舎六が、贔屓にしてくれる若旦那・宗次郎と組んで花街に巻き起こる事件を解決していくという漫画です。
何の前知識なく読んでますが、さりげなく解説が入るので、花街のことを知らなくても問題なし。
ミステリーを解くのは舎六、お人好しの宗次郎は毎回巻き込まれているだけなんですが、なんかうまいこといくのが漫画らしくて好きです。
て言うかオイラも若旦那ッてえのに生まれたかったねえ!(笑)

◇吉川良太郎・黒釜ナオ「解剖医ハンター」2巻
あーこの2巻が出るまでに1巻を何度読み直したことか!
今巻はバスカヴィル家の犬をモチーフにした、ジェヴォーダンの獣のエピソード。
ハンター先生が危ないホームズ、エドワードがワトソン君の役どころです(笑)
医学方面は主に遺伝とか突然変異とかの話で、外科的なシーンはあまりなくてちょっとがっかり・・・
だったのですが、月光協会を描いてくれてるだけでもう許す!
吉川氏が原作を書く限り、オイラのツボであり続けることは間違いありません。すごい。
前巻から登場している神父、もっとずっと因縁が続くのかと思いましたが、案外あっさり去っていっちゃったなあ。
今後、宗教&倫理面は誰が担当してくれるというのか・・・

◇井上雅彦編「江戸迷宮」
47冊目の異形コレクションのテーマは江戸。
目にした途端、いつも以上の「そうきたか!」感と同時に「ずっと室町を書いてきた朝松氏はどう出る!?」と思いました(笑)
今回の朝松氏のは一休先生ではなく、しっかりお江戸でした。
好きなのは長島槇子「雛妓」、倉阪鬼一郎「常世舟」、竹河聖「振り向いた女」、加門七海「ぐるりよーざ いんへるの」あたり。
普段時代小説を読まないので、ページを繰っても繰っても江戸、というのはなんだか新鮮でした。

◇堀尾省太「刻刻」3巻
出てたのは知ってたんですが、なんとなく後回しになってた3巻。
やっぱり地味に面白いです。
間島と迫のコンビがなんか好き。
そして一番何も知らない翼がアレ化しかけたところで「次巻に続く」なので、非常に気になるー!
これで樹里と間島の精神的な距離が縮まるのかなあ。
しかしどう考えても佐河がウザい(笑)

◇カレー沢薫「クレムリン」1巻
赤い小口の装丁に惹かれて買って、読んでぶっ飛びました(笑)
いや、確かに書店のポップに「すごく面白いというわけではない」という旨が書いてあったけども、なんか、面白いとかいうのとは違う次元だー(笑)
引きこもりっぽい大学生男子が、拾ったロシアンブルー3匹と繰り広げるシュールなギャグ・・・とでも言えばいいのか(笑)
絵はとにかく下手ですが、だからってきれいな絵だとこんなネタは成立しないので、ジャスト感があります。
でも、なんか嫌いじゃないです。
こういうノリが好きであろう人を複数知っているので貸してみよう(笑)
なんかもうすぐ2巻が出るらしい。
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